【費用削減とセキュリティ】Google Cloud プロジェクトを消去する時に確認したい機能をご紹介
概要
今回は、Google Cloud プロジェクト内のコンソールからプロジェクトを削除する前に確認したい機能をご紹介します。
不必要なプロジェクトを削除することで、セキュリティリスクの排除と費用削減の効果が見込めます。
とはいっても、単純にプロジェクトを削除するときに必然的に確認できる項目なので、短くご紹介します。
確認方法
まずはGoogleクラウドコンソールにログインをします。(画像はフォルダのメイン画面です)
左上の三本線のメニューバーをクリックします。
すると、メニューが開くので、[IAMと管理]を押下し、画面を遷移します。
移動後、もう一度左のメニューバーを確認し、下から2番目にある[リソースを管理]を押下します。
画像のように[放置されたプロジェクト]と言う列があるので、試しにtest swp projectの[確認して削除]を押下してみましょう。
下記のようにプロジェクトの過去30日間の使用状況が確認できます。
さらにそのプロジェクトのアクティビティの頻度や、プロジェクトのオーナー情報、Google Cloud サービス APIの呼び出し回数など、削除前に確認する必要のある項目が一覧で表示されます。
最下行の推奨では、そのプロジェクトに存在するセキュリティリスクと、削除した時に削減できる費用を確認することができます。
そのまま推奨の下にある[削除]という青いボタンを押下すると、プロジェクトを削除する画面が現れるので、流れに沿って削除を行います。
※ test-swp-projectはすでに存在しないプロジェクトです。
まとめ
検証環境などで作成しすぎたプロジェクトの整理や、作成してその後忘れているVMやその他リソースを削除することにより、費用の削減が見込めます。
組織でGoogle Cloudを本格的に運用する企業様では、ユーザに環境構築を一任している場合もありますので、一度棚卸しの確認を含めて見直してみるのもいいと思います。